各ツールの名称・形状・用途の組み合わせが頻出。特に特性要因図とパレート図の混同に注意。
| ツール | 形状・特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| 特性要因図 (フィッシュボーン図) | 魚の骨の形。原因を層別して整理 | 問題(特性)とその原因の関係を整理 |
| パレート図 | 棒グラフ(頻度順)+累積折れ線グラフ | 重点管理すべき不良項目の特定 |
| ヒストグラム | 度数分布の棒グラフ | データのばらつき・分布の把握 |
| 散布図 | 2変数を点でプロット | 2つの変数間の相関関係の把握 |
| 管理図 | 折れ線グラフ+UCL・LCL | 工程の安定性の監視・異常検出 |
| チェックシート | 記録用のシート | データの収集・記録 |
| 層別 | データをグループに分ける | 原因・要因ごとの分析 |
「散布図は不良項目を頻度順に並べる」→ 誤り。頻度順はパレート図。
「ヒストグラムは2変数の相関を表す」→ 誤り。相関は散布図。
管理限界線(UCL・LCL)の内外だけでなく、パターンによる異常判定が重要。
測定値がすべてUCL・LCL内にあっても、連続して片側に偏る・規則的なパターン(周期性・傾向)がある場合は工程に異常があると判断する。
・UCLまたはLCLの外に点が出る
・連続して同じ側に7点以上並ぶ
・連続して上昇または下降する傾向がある
・規則的な周期パターンが現れる
X̄(エックスバー)は平均値、Rは範囲(最大値−最小値)を管理する。工程の中心とばらつきを同時に監視できる。
ISO 9001が何を認証するのかを正確に理解する。製品品質の保証ではない点が頻出。
組織の品質マネジメントシステム(QMS)が規格の要求事項を満たしていることを第三者機関が認証するもの。製造業・建設業・サービス業など幅広い業種で適用される。
「認証取得企業の製品はすべて欠陥がなく品質が保証される」→ 誤り。個々の製品・工事の品質を直接保証するものではない。あくまでシステム(仕組み)を認証するもの。
選任義務の規模(人数)と業種の組み合わせ、特定元方事業者の義務が頻出。
| 役職 | 選任義務の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 安全管理者 | 常時50人以上(一定業種) | 「業種を問わずすべての事業場」は誤り |
| 衛生管理者 | 常時50人以上(すべての業種) | 業種問わず義務 |
| 産業医 | 常時50人以上 | — |
| 安全衛生委員会 | 安全委員会+衛生委員会の両方義務の場合 | 統合して安全衛生委員会とすることが認められる(「できない」は誤り) |
・関係請負人と合同で安全衛生協議会を設置・運営する
・定期的に巡視を行い、安全基準の確認をする
・関係請負人も自社の労働者に対する安全管理義務を負う(「関係請負人には義務なし」は誤り)
作業主任者の選任は事業者の安全配慮義務を免除しない。「事業者は責任を免れる」は誤り。
高さ2m・5mの数値基準と、安全帯の位置付けを正確に覚える。
端・開口部には手すり・囲い・覆いなどの墜落防止措置が必要。幅40cm以上の作業床を設ける。
組立・解体・変更の作業には足場の組立等作業主任者の選任が必要。「選任しなくてよい」は誤り。
設備的な墜落防止措置(手すり・囲い)が優先。安全帯はそれが困難な場合の補完的措置。
「作業床を設ければ安全帯は一切不要」→ 誤り。
「安全帯を着用すれば他の措置はすべて不要」→ 誤り。
第1種・第2種の違いと、酸素欠乏の定義(18%未満)を必ず覚える。
| 区分 | 対象 | 危険度・資格 |
|---|---|---|
| 第1種 | 酸素欠乏の危険がある場所での作業 | 酸素欠乏危険作業主任者技能講習修了者 |
| 第2種 | 酸素欠乏+硫化水素中毒の危険がある場所での作業 | 第1種より危険度が高い。酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習修了者が必要 |
酸素欠乏の定義:空気中の酸素濃度が18%未満の状態。
つり荷の下への立入禁止と、風速規制の数値を正確に覚える。
クレーン作業中、つり荷の下には作業者を立ち入らせてはならない。「必要がある場合は継続してよい」→ 絶対に誤り。
10分間平均風速10m/s以上の場合はクレーン作業を中止する。
酸素ボンベと可燃性ガス(アセチレン・プロパン)のボンベは同一場所への保管禁止。火災・爆発リスクが極めて高い。
交流100V・200Vなどの低圧電気でも感電による死亡事故が発生する。「低圧では死亡リスクなし」は誤り。
ハインリッヒの法則の数値と、新規入場者教育・5S活動の適用範囲を押さえる。
1件の重大事故の背後には、29件の軽微な事故と300件のヒヤリハットがある。ヒヤリハットを放置すると重大事故につながる。「ヒヤリハットの報告・記録は不要」は誤り。
新たに現場に入場するすべての作業員に対してその都度実施する。「最初の1回のみで追加は不要」は誤り。
整理・整頓・清掃・清潔・しつけ(5S)は製造業だけでなく、建設工事現場でも安全・品質向上の基盤となる活動。「建設工事現場では意味をなさない」は誤り。
「特別教育を受ければ技能講習が免除される」は誤り。それぞれ独立した制度であり、上位資格(技能講習)は別途受講が必要。
解説を読んだら、演習問題で確認しよう!
📝 品質・安全管理 演習問題を解く(30問)