✍️ SECONDARY EXAM

1級管工事
二次検定 完全対策

二次検定の最大の山場は経験記述です。
頻出テーマ・合格する構成・NG例・スケジュールまで、
合格に必要なすべてをこのページにまとめました。

3
頻出テーマ
45〜60%
二次検定合格率(目安)
10月
試験実施月(目安)
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📋
SECTION 01
二次検定の概要
項目内容
試験形式記述式(マークシートなし)
試験時間2時間30分(目安)
出題内容施工経験記述・施工管理・工程管理・法規・機器・配管施工
受験資格一次検定合格者(同年度または過去の合格者)
合格基準得点の60%以上(経験記述が一定水準を下回ると不合格の可能性あり)
試験時期例年10月頃(一次検定は6月頃)
💡 一次検定との大きな違い
二次検定は記述式です。知識の有無だけでなく、「自分の経験を論理的・具体的に文章化できるか」が問われます。一次検定合格後すぐに経験記述の準備を始めることが重要です。
🎯
SECTION 02
経験記述の頻出テーマ

過去の出題傾向から、以下の3テーマがローテーションで出題されます。3テーマすべてを準備しておくことが合格の絶対条件です。

品質管理
最頻出

施工品質を確保するために実施した具体的な対策・検査内容を記述する。

  • 隠蔽前の中間検査(配管勾配の実測・水圧試験など)
  • 溶接・接続部の検査方法と基準値
  • 材料の受入検査・品質確認の手順
  • 「なぜその対策が必要だったか」の課題設定が重要
📅
工程管理
最頻出

工期遅延を防ぐために実施した対策・他工種との調整内容を記述する。

  • 他工種との工程調整・取り合い協議の内容
  • 機器搬入タイミングの計画と実施
  • 遅延リスクの特定と具体的な回避策
  • 週次工程会議での進捗管理方法
⛑️
安全管理
最頻出

労働災害防止のために実施した具体的な安全対策を記述する。

  • 高所作業・墜落防止のための具体的措置
  • 酸素欠乏危険場所での作業前確認事項
  • クレーン・玉掛け作業の安全手順
  • 新規入場者教育の実施内容
🏗️
SECTION 03
合格する経験記述の構成

経験記述は「工事概要」+「記述本文(3段構成)」で組み立てます。この構成を崩さないことが合格の基本です。

📝 工事概要の書き方
項目記載内容・ポイント
工事名発注者名・建物名・工事種別を含む正式名称。例:○○株式会社 第2工場 空調・衛生設備工事
工事場所都道府県・市区町村レベル(番地まで不要)
工期着工〜竣工の期間。例:令和4年4月〜令和5年2月(10ヶ月間)
工事内容設備の種類・規模・数量。例:空調設備(パッケージエアコン20台)、給排水衛生設備一式
あなたの立場「現場代理人」または「主任技術者(施工管理担当)」と明記
✍️ 記述本文の3段構成
課題・問題点の特定
「どんな状況で、どんな問題・リスクが存在したか」を具体的に書く。
工事の特性・現場条件・季節・他工種の状況など、この工事固有の背景を示す。
数値・固有名詞を使って具体性を出すことが鍵。
実施した具体的対策
「何を、どのように実施したか」を箇条書き的に具体的に書く。
一般論ではなく、この工事で実際に行った固有の対策が重要。
①②③などの番号を使って複数の対策を整理すると読みやすい。
結果・効果
実施した対策によってどのような成果が得られたかを書く。
数値で示せるなら必ず数値化する。(例:不具合0件・工程遅延なし・竣工検査合格など)
⚠️
SECTION 04
良い例・NG例の比較

【品質管理】課題の書き方

❌ NG例(抽象的すぎる)
配管の品質確保に課題があったため、適切な対策を実施した。
✅ 良い例(具体的)
地下ピット内の排水配管は、スラブ打設後に完全に隠蔽されるため、施工不良の発見が困難な状況であった。また、当該エリアは電気・空調・衛生の3工種が輻輳しており、配管勾配(1/100以上)の確保と接続部の水密性確保が重要な品質課題となった。

【安全管理】対策の書き方

❌ NG例(一般論のみ)
高所作業が多かったため、安全帯を着用させて安全に注意して作業を行った。
✅ 良い例(固有の対策)
①高さ3mの配管架台上での作業に際し、親綱を水平に張りフルハーネス型安全帯を使用させた。②作業前のKY活動で「高所からの墜落」をリスクとして特定し、全作業員で共有した。③作業床の端部には高さ900mmの手すりと幅木を設置し、工具・材料の落下防止措置を講じた。
🚫 絶対にやってはいけないNG
📚
SECTION 05
経験記述以外の問題対策
問題種別対策のポイント
施工管理
(記述式)
空調・給排水・消火設備の施工上の留意事項を問う問題。一次検定の知識をベースに、「なぜそうするか」の理由まで記述できるよう深く理解する。
工程管理
(ネットワーク)
ネットワーク工程表からクリティカルパスを求める計算問題。一次検定で習得した計算手順を記述形式でも使えるよう練習する。
法規
(記述式)
建設業法・労働安全衛生法・建築基準法などの法令の条文内容を問う。条文の数値・義務の主体(事業者・管理者など)を正確に記述できるようにする。
機器・配管施工
(記述式)
機器据付・配管施工・保温工事・試運転調整などの施工上の注意点を記述する。現場経験と一次検定知識を組み合わせて具体的に記述する。
🗓️
SECTION 06
二次検定の学習スケジュール

一次検定合格発表(8月頃)から二次検定(10月頃)まで約2ヶ月。この期間を最大限に活用します。

時期やること
一次検定直後〜
合格発表前
合否にかかわらず経験記述の準備を開始。記述に使う工事を1〜2件選定し、工事概要を整理する。
合格発表後〜
試験8週前
品質・工程・安全の3テーマで経験記述の下書きを作成。上司・先輩に添削を依頼する。
試験8〜4週前 経験記述を何度も書き直して精度を上げる。経験記述以外の問題(施工管理・法規など)の対策を並行して進める。
試験4〜2週前 完成した経験記述を暗記できるレベルまで書き込む。時間を計って試験本番形式で練習する。
試験直前2週間 経験記述の最終確認と暗記。法規・施工管理の重要事項を短時間で確認する。体調管理を優先。
SECTION 07
二次検定 準備チェックリスト
試験当日までに確認すること
✅ 最後のアドバイス
二次検定は「準備した量と質」が合否を直接決める試験です。本番で初めて考えながら書くのではなく、事前に複数パターンを書き込んで手が自然に動く状態にしておくことが最大の合格戦略です。

まずは一次検定を突破しよう

二次検定対策の前提は一次検定合格。全8分野・222問の演習問題で確実に合格力をつけよう。