検査の選び方・計数と計量の違い・ISO認証の仕組みを完全攻略
| 検査の種類 | 使う場面 | 特徴 |
|---|---|---|
| 全数検査 |
・確実に良品のみを選別したい場合 ・取外し困難な機器の試験 ・配管の水圧試験 ・防火ダンパーの機能確認 |
高信頼・高コスト。1個でも見逃せない場合 |
| 抜取検査 |
・破壊しないと検査できないもの ・大量生産品(電線・ヒューズ等) ・検査で商品価値がなくなるもの ・連続体(電線の引張試験等) |
コスト低・一部見逃しリスクあり |
| 種類 | 対象データ | 適用例 | 前提条件 |
|---|---|---|---|
| 計数抜取検査 | 不良品数・欠点数など個数・件数(不連続値) | 溶接の欠陥箇所数・外観不良個数の検査 | 合否の判定(良品/不良品) |
| 計量抜取検査 | 長さ・質量・強度など連続量(測定値) | ダクトの板厚・寸法・配管肉厚の測定 | ロットの特性値がほぼ正規分布とみなせることが前提 |
計量抜取検査を適用するには、ロットの特性値がほぼ正規分布とみなせることが前提条件。この前提が成立しない場合は計量抜取検査の精度が低下する。
| 試験の種類 | 試験圧力・方法 | 主な適用配管 |
|---|---|---|
| 水圧試験(耐圧試験) | 最高使用圧力の1.5倍以上(最低0.75MPa)・保持時間60分 | 冷温水管・給水管・蒸気管 |
| 満水試験 | 系統内を水で満たし30kPa以上で漏水確認 | 排水管(隠蔽前・埋設前) |
| 気密試験 | 空気または不活性ガス(窒素等)で加圧・石けん液等で漏洩確認 | 冷媒配管・ガス配管・LPG配管 |
| 通水・通気試験 | 実際に通水・通気して系統の流れを確認 | 給排水管・通気管 |
| 項目 | 確認内容 | 基準値・注意点 |
|---|---|---|
| ダクトの板厚 | 設計図書の仕様と一致しているか | 計量抜取検査で確認(連続量) |
| ダクトの吊り間隔 | 横走りダクトの吊りボルト間隔 | アングルフランジ:3,000mm以下、スパイラル:3,000mm以下 |
| フランジ接合部 | ガスケットの均等圧縮・ボルトの均等締め | 片締め禁止 |
| 防火ダンパー | 温度ヒューズの作動温度・羽根の開閉 | 一般系統72℃・排煙系統280℃ |
| 保温材の継目 | 継目の方向・テープ巻き | 継目は千鳥(互い違い)に。同一直線上は熱橋が生じるため不可 |
| 防火ダンパーの全数確認 | 作動試験 | 全数が対象(抜取検査では不可) |
| 機器 | 確認項目 | 基準値・注意点 |
|---|---|---|
| ポンプ | 軸受け部の温度上昇 | 周囲空気温度より40℃以上高くならないこと |
| 冷凍機 | インターロックの確認 | 冷水ポンプ・冷却水ポンプ・冷却塔とのインターロックを確認してから起動 |
| ボイラー(蒸気) | 低水位遮断の確認 | 水位検出器の水位を下げてバーナー停止・警報を確認(上げる×) |
| 冷却塔 | 冷却水の運転水位 | 散水状態・ボールタップの作動確認 |
| 排水用水中ポンプ | 自動交互運転 | 水位上昇による自動起動・交互運転を確認(満水警報では×) |
| 冷凍機(搬入時) | 気密保持の確認 | 真空または窒素加圧で搬入された場合、気密が保持されていることを確認してから据付 |