補習シリーズ最終回 — ガス比重・水道法の数値・水質基準まで完全制覇
| 器具 | 最低必要圧力 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大便器(洗浄弁式) | 0.07MPa以上 | 連続使用可能。タンクなし。ビル・公共施設に多用 |
| 大便器(タンク式) | 0.03MPa以上 | 低圧でも使用可能。住宅・低層建物向き |
| シャワー | 0.07MPa以上 | 快適使用には0.1MPa以上推奨 |
| 水栓(一般) | 0.03MPa以上 | 最低限の流量を確保するための圧力 |
高層ビルでは上層階ほど給水圧力が低下する。洗浄弁式大便器に必要な0.07MPaを確保できない階では加圧ポンプの設置やタンク式への変更が必要になる場合がある。逆に低層階では圧力が過大になるため減圧弁が必要。
都市ガスとLPGは発熱量が約2倍異なるため、ガス器具(ガスコンロ・給湯器等)は都市ガス用とLPG用で別々に設計されている。都市ガス用器具をLPGで使うと燃焼不良・不完全燃焼が起きる。「どちらのガスにも同じ器具が使える」は誤り。
| 項目 | 都市ガス | LPG |
|---|---|---|
| 警報器設置位置 | 天井面から30cm以内 | 床面から30cm以内 |
| ガスの比重 | 空気より軽い | 空気より重い |
| ガスメーターの設置 | 屋外の通風のよい場所 | ボンベ置き場(屋外・通風良) |
| ガス配管に使用不可 | 亜鉛めっき鋼管(ガス中の硫黄分と反応して腐食) | |
| ガス遮断弁 | 地震感知器・マイコンメーターと連動して自動遮断する機能 | |
| 項目 | 数値・基準 | 引っかけ値 |
|---|---|---|
| 給水栓の残留塩素 | 0.1mg/L以上(遊離残留塩素)を維持 | 「0.01mg/L」「1mg/L」は誤り |
| 簡易専用水道の定義 | 受水槽の有効容量10m³超 | 「5m³」「20m³」は誤り |
| 定期清掃の頻度 | 年1回以上 | 「年2回以上」は誤り |
| 定期検査の頻度 | 年1回(登録検査機関が実施) | — |
| 水道水の濁度基準 | 2度以下 | — |
| 水道水のpH基準 | 5.8〜8.6 | 「pH7.0固定」は誤り |
| 項目 | 基準値 |
|---|---|
| 一般細菌 | 1mLの検水で形成される集落数が100以下 |
| 大腸菌 | 検出されないこと(ゼロ) |
| 残留塩素(遊離) | 0.1mg/L以上 |
| 濁度 | 2度以下 |
| 色度 | 5度以下 |
| pH値 | 5.8以上8.6以下 |
| 臭気 | 異常でないこと |
| 味 | 異常でないこと |
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 使用可能な用途 | 大便器・小便器の洗浄水、清掃用水(水拭き等)、植栽への散水、冷却塔補給水(条件付き) |
| 使用禁止の用途 | 飲料・炊事・入浴・洗濯・手洗い(身体への接触)・食器洗い・歯磨き用 |